フォアハンドロブの打ち方(動画)

今日は守備の代表格、ロビング(ロブ)の打ち方を学んで行きましょう。

ロブは、ネット前に落とされた球(相手のドロップやヘアピン)などを相手コート後ろに向けて大きく返すショットです。
相手に攻め込まれたときに、しっかり守って状態をリセットする役割を果たします。

さっそく、動画を見ながらポイントをおさらいしましょう。

ロブの打ち方のコツ

ロブでは、前方に打たれた球を取りに行くので、フットワークとスイングの動きの連動がとても大切です。
スイングは、今までと異なり下から振り上げるスイングになります。

ロブのフットワーク

他のショットと同様ですが、落下までの時間が短めで移動距離も大きい分、構えの時点での反応速度が大切です。
かならずスプリットステップを踏むようにして構えておきましょう。

前に取りに行く際に大切なのは、前のめりにならないようにすることです。
体まで一緒に前のめりになると、ロブを打った後に元のポジションに戻るのも遅くなりますし、十分に高いロブを上げるのが難しくなります。
体をしっかり垂直に保って移動することができると、びっくりするほど動きが安定します。
しっかり体は立てたまま、素早く前に進めるフットワークを練習しましょう^^

また、最後の1歩は必ず利き足(右利きの方がフォアロブを打つときは、右足)を最後インパクトの前にしっかりカカトから着地するようにしましょう。
たまに打った後に足をつけてしまうことがありますが、足がつかない状態でのショットはコントロールが利きませんので、焦らずに打てるようにしましょう。

ロブのスイング

ロブは、高く深く、が大切です。
そのため、これもついスイングが大きくなりがちですが、ドライブのスイングのところでも学んだように、コンパクトなスイングを心がけましょう。

テイクバックよりもフォロースルー(打った後に振り抜く惰性)を大きくするイメージで、遠くに打つ感覚を大事にしましょう。
速く振り抜くことより、遠くに振り抜くイメージです。

ロブの種類・コース

最初のうちはサイドラインはあまり意識せず、とにかく高く深く返せることを目指しましょう。
ロブでは、次に相手に強打されない球を打てれば合格です。

うまくなってきたら、ロブは攻撃的に使うこともできます。
低めで速いロブをコーナーを狙って打ったり、高めのロブを奥深くで左右に振り分けたりすると、相手のスタミナを奪うことができます。

最初のうちは、バドミントンはラリーを長く続けるほど上達も速いので、続けるつもりで高く深く、を意識してきれいなロブを身につけてくださいね。

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