今日はバドミントンの花形、スマッシュの打ち方を学んで行きましょう。
スマッシュはバドミントンで最もスピードの出る攻撃ショットで、トッププレイヤーは時速300KM以上も出ると言われるかっこいいショットです。
しっかり基本を身につけ、軽々と強いスマッシュを打てるようにしていきましょう。
スマッシュの基本
スマッシュは、前述したハイクリアの打ち方で学んだオーバーヘッドストロークの一種です。
上から振り抜きますが、クリアと異なりスマッシュではネットすれすれを通って相手コートの地面めがけて一直線に飛んで行くものになります。
さっそく動画で見て行きましょう。
スマッシュのときのグリップ
スマッシュはとても強いショットなので、ついつい握りをガチガチにしてしまいがちです。
ですが、スマッシュこそきっちりとイースタングリップを徹底して、力まないことが大切です。
インパクトの瞬間以外は力をかけないように、軽く握ることを意識しましょう。
スマッシュのフットワーク
スマッシュはショットのスピードが早い分、シャトルが返ってスピードも早くなります。
打ったらうちっぱなしではなく、足を入れ替えるようなフットワークでしっかり前の位置に戻ったりするような習慣をつけましょう。
スマッシュのフットワークの参考動画も見ながら、うまく練習して行ってくださいね。
スマッシュの練習メニュー
一番上の動画にも、いろいろとラケットを使わない練習法が載っています。
フォームを学ぶまでは特にそれがいいのですが、インパクトのタイミング、スマッシュはフットワークなど総合的な要素がとても多いショットです。そのため、できるだけ実際の足の動きを入れた練習が望ましいですので、動きのあるメニューを紹介します。
スマッシュ椅子タッチ練習
ちょうどコートのど真ん中あたりに、体育館の椅子など何かものを置きます。
クリアーのときに紹介したものと同じで、スマッシュを打つごとに真ん中に戻って椅子をタッチします。
相手は、打ち返すのではなく球出しでやるようにしましょう。
コートの制約が強い場合半面でもかまいませんが、特にシングルスを考えるとセンターに戻るフットワークを身につけることがとても大切です。
できれば全面でやって、球出しはコートの後ろに左右に振るように出して上げるとよいでしょう。
20球×3セットなどでやると、疲れるので力まないスマッシュを身につけられるようになると思います。