日本シングルスの王者・田児賢一選手とオリンピック銀メダリストリーチョンウェイ選手のシングルスの試合です。
2013年の最新版です。
さっそく見ていきましょう。
田児賢一VSリーチョンウェイ 男子シングルス
いつも通り、試合中のポイントを見ていきましょう。
ストレートリバースカットのエース
3:42あたりにリーチョンウェイが繰り出したノータッチエースです。
以前、リバースカットの打ち方で学んだ面を外側に向けてスイングの方向とシャトルの飛び先を変えるショットですね。
実はよく見ると試合中にカット、リバースカットはかなり多用されているのですが、トッププロでエースになるのは貴重です。
今回は、リーはジャンピングスマッシュに見せかけてリバースカットを打ちました。
特にこのときのロブが浅くなってしまいましたので、浅いロブ=スマッシュが基本ですから、よりスマッシュに重点をおいて構えていたため、足を出せなかったようです。
当然打つ側も難しいのですが、この場面でスマッシュ以外に決めるショットはこれ1択だったでしょう。
リバースストレートカットはスマッシュ以外の決め球になりうるので、ぜひ習得してください。
田児賢一のプッシュ
田児選手が多用する、ヘアピンのあとのプッシュでの決め方です。
これを可能にするのはヘアピンが鋭いからですが、普段のショットでもヘアピンがうまく決まったときに、初めからプッシュを打つ意識でステップしてみましょう。
いいヘアピンであれば、ロブを上げられても戻る時間は十分にあるので、前に張ってプッシュをできる確率を上げるほうがよりよくなります。
ヘアピン後のポジショニングをうまく真似てみてください。