今日は世界選手権の男子ダブルスの試合を紹介します。
デンマークの『ボー・モーゲンセン』ペアと VSインドネシアの『モハンマド・アーサン&ヘンドラ・セティアワン』ペアの試合です。
これまで欧州ペアの試合を紹介したことがなかったので、だいぶ異なる試合の進み方なので注目していきましょう。
ボー・モーゲンセン VS アーサン・セティアワン
全般的にこれまでのものに比べラリーが短めになっています。
デンマークペアはとても身長が高いのでスマッシュの角度も強烈で前衛の守備範囲も広く、中途半端なショットのときの決める率が高くなっています。
同時にゲームメイクがアーサン・セティアワンペアが上手なので、フットワークなどの点でこちらもポイントを決めやすく、両者ラリーが短くなる要素を持ち合わせています。
ロブを安易に上げない
欧州ペアの傾向ですが、アジアに比べ攻撃は攻撃、守備は守備と分けがちで空き場所へのハーフロブやドライブが少なく、スマッシュレシーブもロブで返すことが多くなります。
トッププロ相手だとスマッシュでミスすることはそうそうないので、一方的に攻め込まれ続けるロブはとても不利です。
ドライブレシーブを多用できるような練習をしていきたいところです。
身体の特徴を生かす
背が高いプレイヤーはスマッシュの角度など、あらゆるアドバンテージを持っています。
半面ドライブが打ちにくいなどの点もあるのですが、ボー・モーゲンセンペアは強みをしっかりと生かして攻撃態勢に入ったときはしっかり短く決めています。
全てのプレーの精度を上げることは必要ですが、絶対的に得意なショットを持てるよう自分の身体的特徴も生かしてショットを磨いていきましょう。